2024/12/05

サービスの内容やメリット・デメリット、働く場合の仕事内容など

お泊りデイサービスを利用するにあたってのメリットは不安が少ないという点がまず挙げられます。
高齢者にとっては日中のデイサービスで利用している施設にそのまま宿泊できるので、慣れた職員に介助してもらうことができて安心できるのです。

また、外出の機会が減ってしまいがちな高齢者には、家族以外の人とコミュニケーションの機会を持つことができるというメリットもあります。
介護している家族にとっても、日中だけでなく夜間も利用できるというのは、その間介護から離れることができるので、心身の負担の軽減につながるでしょう。
信頼できる施設を利用することによって、お泊りデイサービスを利用している間は、家族も安心して自分の時間を持つことができるようになります。

デメリットはプライバシーの確保が万全ではないという点です。
日中のデイサービスで使用している施設は本来宿泊向けに作られていないことが多く、個室などが完備されていません。

夜間に勤務するスタッフの人数も、日中より少なく配置されています。
介護職員や看護師を一名以上常駐させるなどの基準は設けられているが、日中に比べるとどうしても人手は少なくなってしまうでしょう。

また、保険が適用されない点もデメリットです。
介護保険が適用される日中のデイサービスと違い、お泊りデイサービスの費用は全額自己負担となっています。
金額も施設によってバラつきがあるので、事前に確認をとることが大切です。